シャドウバース【2pick】
2016年9月12日 TCG全般
9月も中旬に差し掛かりました。下旬にはカードパック第2弾Darkness Evolvedがリリースされるということで今回はシャドウバースの2pickのコツについての話です。
・ピックに方針を持つ
2pickのコツと検索すると、多くの攻略サイトで「弱いカードを取らないようにすること」「マナカーブを意識すること」について言及されています。
これは勿論正しい考え方です。カード一枚分に満たない弱いカードを取ってしまうと、強いカードによってもたらされた利益を弱いカードを引いたときに消してしまいます。いくら強いカードでも、余程の工夫がなければカード一枚以上のアドバンテージを得られることは少ないですが、弱いカードはとことん弱いものが多く、ただ引くだけで簡単に手札一枚を失えてしまいますし、強いカードも弱いカードも引く確率は同じです。
またマナカーブを意識してデッキを完成させることは、手札を効率的に運用していく上で非常に役に立ちます。引いたカードはプレイしなければ何の価値も生み出さないので、運用効率もゲームに勝利する上で非常に重要なものです。
ピックに方針を持つというのは、このマナカーブを意識することに似ていて、ただ強いカードを取って弱いカードは取らないという点数だけに頼ったピックをするのではなく、マナカーブ以外にもデッキの完成度を高めるための考えを持ってピックしていくということです。
例えばドラゴンを選んだなら下記の3つを意識してピックを進めていきます。
この3つの条件に適うなら、反対の2枚よりも多少カードパワーが低くとも優先して取っていき、3つ全てを満たせるようにデッキを作っていくことでデッキ全体の完成度はただ強いだけのカードをごちゃまぜにしたよりも格段に高くなります。
そう都合よく出てこないという話も聞きがちですが、意識することでいざ出てくれた時に見逃しにくくなりますし、ただ右の2枚の方がマシだからという理由だけでピックしていては運でデッキを作っているに過ぎなく、長期的に見て勝率は当然上がりません。
・他のリーダーの方針
エルフはフェアリーを増やすカードをとにかく集めることでその進化を発揮できるリーダーです。フェアリーは単体でもランク戦に比べれば僅かに強力で頼もしいのですが、増やしたフェアリーをカードアドバンテージやテンポアドバンテージに変換させるカードも重要と言えます。
またフォロワーのステータスが低い反面エルフの除去は強力なものが多く取り得ですし、逆に無ければステータスの低さからゲームは厳しくなりがちです。
下2つの条件は上に比べれば優先度は低く取れた場合にデッキの完成度が一段ずつ上昇していくようなものです。
エルフは終盤ゲームを決めに行く上で前述のステータスの低さが足を引っ張りますので、決定打をデッキに入れておければ頼もしいですし、セルフバウンスカードは上の3つに分類されるカードを使いまわせる公算が高く、これもデッキの完成度を大幅に上げてくれます。
ウィッチには2種類の軸があり、土の秘術コンボを狙うのか、スペルブーストを優先するのかでピックが大きく変わります。
どっちつかずなピックをしてしまうのが最悪なので、どちらにするのかは早く決め、その軸に沿ってピックしていくのが無難です。ウィッチのカードは強力なものが多く、どちらの軸に寄せてもある程度の馬力は出せるので、デッキの完成度を高めることを最優先するべきです。
終盤戦では除去能力・展開能力ともに最高クラスのウィッチですが、序盤では土の秘術もスペルブーストも活用できず、厳しい展開となることが多く、ロイヤルのような素早いゲーム展開を得意とするリーダーとのゲームは取り分け苦手です。なので、2~3コストのフォロワーを意識的にとることが重要となります。
また土の秘術軸で優秀な《錬金術の代償》《地裂弾》、スペルブースト軸で優秀な《ライトニングシューター》《ファーストカース》などはどちらの軸でも有効に活用できるので取り得です。
・終わりに
今回はドラゴン・エルフ・ウィッチについてしか書いていませんが他のリーダーについてもしっかりと方針を決めてピックしていくことは重要です。
方針として挙げた項目を全て満たせるようにピックしていくことでより完成度の高いデッキをくみ上げることが出来ます。
述べたのはあくまで個人の考えなので、ピックの方針自体は違っても良いと思いますが、自分の理論を持たずに、ただ出た4枚の中から強い方を選択していてもそれでは運比べに過ぎず、勝率が伸びることはまずありません。
第2弾となるカードパック【Darkness Evolved】によってランク戦は勿論2pickの環境も大きく変わっていくかと思いますので、上記の方針は賞味期限ぎりぎりではありますがそういう考えもあったということで。おしまい
・ピックに方針を持つ
2pickのコツと検索すると、多くの攻略サイトで「弱いカードを取らないようにすること」「マナカーブを意識すること」について言及されています。
これは勿論正しい考え方です。カード一枚分に満たない弱いカードを取ってしまうと、強いカードによってもたらされた利益を弱いカードを引いたときに消してしまいます。いくら強いカードでも、余程の工夫がなければカード一枚以上のアドバンテージを得られることは少ないですが、弱いカードはとことん弱いものが多く、ただ引くだけで簡単に手札一枚を失えてしまいますし、強いカードも弱いカードも引く確率は同じです。
またマナカーブを意識してデッキを完成させることは、手札を効率的に運用していく上で非常に役に立ちます。引いたカードはプレイしなければ何の価値も生み出さないので、運用効率もゲームに勝利する上で非常に重要なものです。
ピックに方針を持つというのは、このマナカーブを意識することに似ていて、ただ強いカードを取って弱いカードは取らないという点数だけに頼ったピックをするのではなく、マナカーブ以外にもデッキの完成度を高めるための考えを持ってピックしていくということです。
例えばドラゴンを選んだなら下記の3つを意識してピックを進めていきます。
・重量級のフォロワーが強力なので7コスト以上のフォロワーはしっかりピックする。
・重量級フォロワーを素早く展開できるようにPPを増やすカードは優先する。
・序盤の展開が弱くなりがちなので、1~2コストの除去やファンファーレでの除去を持ったカードを優先してピックする。
この3つの条件に適うなら、反対の2枚よりも多少カードパワーが低くとも優先して取っていき、3つ全てを満たせるようにデッキを作っていくことでデッキ全体の完成度はただ強いだけのカードをごちゃまぜにしたよりも格段に高くなります。
そう都合よく出てこないという話も聞きがちですが、意識することでいざ出てくれた時に見逃しにくくなりますし、ただ右の2枚の方がマシだからという理由だけでピックしていては運でデッキを作っているに過ぎなく、長期的に見て勝率は当然上がりません。
・他のリーダーの方針
エルフ
・フェアリーを増やすカードを最優先する。
例:《フェアリー・ウィスパラー》《フェアリー・サークル》《エルフプリンセスメイジ》
・増やしたフェアリーによってアドバンテージを得られるカードを優先する。
例:《メタルエルフメイジ》《フォレストジャイアント》
・除去カードを優先する。
例:《森荒らしの報い》《義賊の流儀》《森の意志》
・決定打を確保する。
例:《リノセウス》《白銀の矢》《ティターニアの妖精郷》《サタン》
・余力があればセルフバウンスカードを取る。
例:《自然の導き》《ダンジョンフェアリー》
エルフはフェアリーを増やすカードをとにかく集めることでその進化を発揮できるリーダーです。フェアリーは単体でもランク戦に比べれば僅かに強力で頼もしいのですが、増やしたフェアリーをカードアドバンテージやテンポアドバンテージに変換させるカードも重要と言えます。
またフォロワーのステータスが低い反面エルフの除去は強力なものが多く取り得ですし、逆に無ければステータスの低さからゲームは厳しくなりがちです。
下2つの条件は上に比べれば優先度は低く取れた場合にデッキの完成度が一段ずつ上昇していくようなものです。
エルフは終盤ゲームを決めに行く上で前述のステータスの低さが足を引っ張りますので、決定打をデッキに入れておければ頼もしいですし、セルフバウンスカードは上の3つに分類されるカードを使いまわせる公算が高く、これもデッキの完成度を大幅に上げてくれます。
ウィッチ
・ピックの最序盤でデッキの軸を決めて、軸に沿ったカードを優先する。
【土の秘術コンボ】or【スペルブースト】
・終盤に強いカードを極力集める。
例:《アルケミックロア》《双璧の召喚》
・2コストのフォロワーをしっかりとる。
例:《ペンギンウィザード》《クラフトウォーロック》《ゴーレムの練成》
・超優秀カードは軸に沿わずとも集める。
例:《錬金術の代償》《地裂弾》《ライトニングシューター》
ウィッチには2種類の軸があり、土の秘術コンボを狙うのか、スペルブーストを優先するのかでピックが大きく変わります。
どっちつかずなピックをしてしまうのが最悪なので、どちらにするのかは早く決め、その軸に沿ってピックしていくのが無難です。ウィッチのカードは強力なものが多く、どちらの軸に寄せてもある程度の馬力は出せるので、デッキの完成度を高めることを最優先するべきです。
終盤戦では除去能力・展開能力ともに最高クラスのウィッチですが、序盤では土の秘術もスペルブーストも活用できず、厳しい展開となることが多く、ロイヤルのような素早いゲーム展開を得意とするリーダーとのゲームは取り分け苦手です。なので、2~3コストのフォロワーを意識的にとることが重要となります。
また土の秘術軸で優秀な《錬金術の代償》《地裂弾》、スペルブースト軸で優秀な《ライトニングシューター》《ファーストカース》などはどちらの軸でも有効に活用できるので取り得です。
・終わりに
今回はドラゴン・エルフ・ウィッチについてしか書いていませんが他のリーダーについてもしっかりと方針を決めてピックしていくことは重要です。
方針として挙げた項目を全て満たせるようにピックしていくことでより完成度の高いデッキをくみ上げることが出来ます。
述べたのはあくまで個人の考えなので、ピックの方針自体は違っても良いと思いますが、自分の理論を持たずに、ただ出た4枚の中から強い方を選択していてもそれでは運比べに過ぎず、勝率が伸びることはまずありません。
第2弾となるカードパック【Darkness Evolved】によってランク戦は勿論2pickの環境も大きく変わっていくかと思いますので、上記の方針は賞味期限ぎりぎりではありますがそういう考えもあったということで。おしまい
コメント