ミシック下位でプレイしてます。
初心者でも131のイメージが持てるように戦術の目的・メリット・具体的なゲームプランを書きました。

省けなかった用語
ファーム……ジャングルやミニオンなどを倒してヒーローを経験値・ゴールド両面で育てること。ヒーローの成長具合。
プッシュ……各レーンのミニオンを敵陣側に送ること。数的有利や、ロードの強化によって将来的にミニオンが敵陣側に移動できる状態。

ヒーロー編成パターン例『』内がミドルレーン
Aファイター2『ハンター1タンク1サポート1』
Bメイジ1ファイター1『ハンター1タンク1サポート1』
Cファイター1ハンター1『メイジ1タンク1サポート1』

多くの場合ハンター1タンク1サポート1が赤・青二つのバフを管理する

【目的】メイン火力1枚を集中的にファームし、その火力で集団戦を有利に進める。
赤・青2つのバフを持った状態のメイン火力=ハンターが両サイドレーンに急襲を仕掛け、序盤から短時間で敵のソロヒーローをキルor撤退させ相手のジャングルを奪う・タワーを折ることによって有利を獲得する。


【利点1】サイドレーンに3体のヒーローで急襲を仕掛けることができるため短時間であれば極端な人数有利を作りやすいのでキルにつながりやすく(4人VS1人など)、戦闘後もそのままの人数でタートルや、タワーなど耐久力の高い目標を取りやすい
【利点2】メイン火力1枚にすべてのジャングルバフや、ヒーローキルを集めることで、1・2・2構成と比較してメイン火力が育つ速度が速い
【注意点1】メイン火力が行動できない状態ではチーム全体で見て大きく火力が損なわれるため、デス・リコール・強力な行動制限スキルなどで行動ができなくなった時の集団戦で非常に不利が生まれやすい
【注意点2】ミドルレーンでの集団戦は利点である極端な人数有利を作ることができないため、メイン火力の育成が遅れる原因になりがち
【注意点3】ミドルど真ん中で集団戦を行うとサイドからの寄りが利きにくく不利になりやすい

各レーンの役割具体例

【編成Aの場合】
トップレーンファイター:トップレーンのプッシュ、自陣青バフの防衛、ミッドと連携して敵陣赤バフの奪取
ボットレーンファイター:ボットレーンのプッシュ、自陣赤バフの防衛、ミッドと連携して敵陣青バフの奪取
ミドルレーン3枚:両サイドレーンへのガンク、自陣青・赤バフの回収、トップと連携して敵陣赤バフの奪取、ボットと連携して敵陣青バフの奪取、キル後or撤退後タワー・タートル・中立ジャングルの回収

序盤の全体視点
トップ、ボットレーンを担うファイターは1on1が得意なロールであり、サイドレーンを攻略するためには相手は複数のヒーローをサイドレーンに向かわせなければならない。
この時相手が攻略を狙う側のサイドレーンでは1VS2~4の非常に不利な集団戦が起こるためファイターのデスはある程度想定される。
反対側のレーンは人数が少なくなるのでそちら側にこちらも赤・青バフを取った状態のミドルレーンの3人が向かい、人数的に有利な集団戦によって相手のサイドレーナーを撤退、もしくはキルをする。そのままタワーを1本折れるのが望ましい。
ミドルレーン3枚はその後ジャングルを取りながら速やかにレーンを移動する。

結果:キルや、ジャングルによってミドル火力のレベルをチーム内で突出して高くすることができ、今後の集団戦で高いダメージを期待できる状態に。さらに相手のファーストタワーを折れた場合、敵陣ジャングルを奪取しやすくなり今後のファームで有利を作りやすくなった。

中盤の全体視点
タートルや、赤・青バフの奪い合いが激化するシーン。
ミドルレーン3枚はサイドレーンに積極的にガンクを仕掛け、敵ヒーローのキルを狙う。人数的な有利を作り、タートルを獲得ができるのが最上。
キルが取れなったが撤退をさせることができた場合はタートルよりも短時間で獲得することができる相手のバフを奪取することで有利を作ることができる。
サイドレーンはこの動きを助けるために、行動を行う。
タートル側のレーンであればミドルのガンクに合わせて敵ヒーローのキルを狙い、そのままタートル獲得を手助けする。
反対側のレーンは相手がバフを奪いに来ていない場合はひたすらプッシュが無難。相手側に無視をさせなければタートルの反対レーンに人数を集めさせ、タートルレーンの集団戦を有利に進めることができる。
この反対側のレーンは状況次第でミドルレーンのプッシュも行う必要がある場合がある。

結果:タートル、敵バフなどを回収し敵チームとファームに差をつけることができた。


終盤の全体視点
集中的なファームで早期に育てることができた火力が炸裂するシーン。
基本的には敵陣ジャングル付近で集団戦を仕掛ける場合が多い。キルを取ることができても有利になれるし、ジャングルを奪えた場合でも有利になることができるため。
さらに言うと相手からすればジャングルも守らなければならないため、守るものが多く純粋に有利な集団戦を行いやすい。
ジャングルがない時間帯ではサイドレーンと協調し人数有利を作りながら集団戦を仕掛けていく。サイドプッシュができている状況ならミドルレーンの攻略に取り掛かることができる。
中盤同様多くのキルが取れ、なおかつ火力が生き残っている場合はロードを回収し、勝利を目指すことができる。
集団戦はなるべく短時間で終わらせ、必ずその結果としてジャングルや、タワー、ロードが獲得できるときにだけ行う。
サイドレーンはサイドプッシュを続行し、相手チームを引き付ける。
この編成ではミドルで集団戦を行うとサイドからの寄りが利きにくく不利になりやすいが、ミドルに相手が人数をかけてきている場合集団戦を引きのばしていればサイドレーンを折ることができ、結果有利になりやすい。



【編成B】
ファイターが1枚メイジになった編成Aメイジのレーンはファイターに比べるとプッシュ力で劣ることになるが、その代わりとして集団戦に強くなる。
ミドルレーンや、敵ジャングルへと寄る割合を増やす。

【編成C】
編成Aからボットのファイターが1枚ハンターに、ミドルのハンターがメイジになった。
序盤の火力はもちろんミドルレーンが主体となるが最終的な火力はボットレーンのハンターが出す。
ミドルレーンは積極的に相手のミドルレーンに圧力をかけ、ハンターのいるボットレーンには寄らせないことを目指す。
その間安全にハンターをファームさせ、最終的にはハンターの圧倒的な火力で本陣攻略を狙う。
相手のミドルレーンに圧力をかけ、ファームを牽制することができるため、相手のメイン火力がミドルにいる場合は火力のファーム差をつけることができ、終盤有利を取ることができる可能性が高い。

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